中島 法晃個展 「糸遊~いとゆう~」
展覧会期 2023年1月2日(月)~4月25日(日)
〇作家とふれあう ART HOUR
レストランをギャラリーとして開放、作家が在廊してお待ちしております。
日程)〇2023年3月11日(土)
時間) 15:00~17:00(入場16:45まで)
入場無料 お申し込みは不要です。
プロフィール
中島 法晃 HOUKOU NAKASHIMA
美術家
岐阜女子大学 文化創造学部講師
浄土真宗本願寺派僧侶
1979 岐阜県本巣市生まれ 在住
2000 浄土真宗本願寺派得度
2002 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
2016 名古屋大学大学院教育発達科学研究科前期博士課程
教育人類学領域終了
東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業後、平面、立体を問わず、生命の痕跡をテーマに創作活動をしています。また、言葉や文字をモチーフにした墨の表現を進め、立体的視点でとらえるクロッキーや直感的であり感覚間協応による腕の動作から現れるスクリブルのように見える作品を制作しています。
紆余曲折を経て30歳半ばで名古屋大学大学院に入り、教育人類学領域を終了後、協働によるアート制作を通したノンバーバルコミュニケーションがもたらす自己理解、他社理解の在り方に興味をもち、様々な自治体でアートイベントを実施しています。
(Message)
1月から春先にかけての展示ということで、春を待ちながら、よく晴れた日に地上から水蒸気が立ち物の形が陽炎のようにゆれる様子を描いた
「霞晴れ 緑の空も のどけくて あるかなきかに 遊ぶ糸遊」
という和漢朗詠集に収められている和歌をテーマに墨で表現した作品と、日常にある自然の神秘と無常をそのままの形で表現した木彫小作品を展示しました。
テラスには 2019年4月に初めて開催された ART CARRÈ Project 「Colored / Non-colored 」で展示した「3mois (3か月)」と同じ作品です。鉄で製作した作品ですが、あれからおよそ4年が経ちます。時間のグラデーションを可視化することをねらい、4年分の錆をいかし残しながら磨き上げた作品をしています。
中島 法晃
メディア
Art Carré project
フランス料理レストラン オーエセルはアートが集まる四角の空間。
定期的に新進作家が、アート作品で空間を表現します。
アートで彩られた空間でフランス料理を楽しむアートプロジェクトです。
芸術が詰め込まれた「アートな四角の空間(Art Carré )」
どうぞ思い想いの感性でお楽しみください。